卒業旅行「九州グリーン豪遊券」の旅 (part4)



3月14日(日) 4日目(豪遊券2日目)


1.長崎の特急制覇

 今日は、チェックアウトぎりぎりまでホテルにいた。11時前に佐世保駅につく。今日はあいにく雨だった。11時20分発の「シーボルト」は停まっていたが、乗車はできなかった。名鉄でいうとパノラマカーみたいな車両だ。

改札が始まり、シーボルトに乗り込む。一応指定席をとったのだが、あまり混んでいなかったようだった。しばらくはおとなしく席に座っていたが、早岐をすぎてからは展望ラウンジにずっといた。逆向きだったが、気持ち悪くなることはなかった。大村線は海岸線を走っていた。諫早を過ぎて、終点の長崎には12時49分に到着した。

すでに、13時00分発の「かもめ」がすでに入線していた。783系のハイパーサルーンだ。グリーン車はほぼ満席だった。駅弁を買い込んで席についたと同時に発車した。

ハイデッカータイプのグリーン席だ。音楽のイヤホンサービスはないが、どっしりシートは「つばめ」とほぼいっしょだ。肥前山口までは単線急カーブでスピードはおそかったが、佐賀からはおくれをとりもどすのか、MAX130キロでとばしていた。15時すぎに3分遅れで博多に到着した。


2.待望の新車「ゆふいんの森」

 ホームに下りるとすぐに次にのる「ゆふいんの森」号由布院行きがきた。

3日前に登場した、新型車両だ。中に入ると、度肝を抜かれた。木の車両しかも新車のにおい。みながカメラを撮りに動き回る。僕たちも撮りまくった。15時06分発車した。

ビュッフェにも足をのばす。かなり満員だ。メニュー待ちの列がかなりいた。もちろん地ビールをたのんだ。観光列車の陽気につつまれて、乗務員がカメラサービス。解放された気分。たのしかった「ゆふいんの森」の旅も17時12分由布院に到着し、みながほろ酔い気分で下車した。僕たちも酔っていた。

乗り継ぎの17時25分発の「ゆふ」が停まっていた。185系の車両。はっきりいえば、ボロだ。全車自由席で席はガラガラで出発した。今度はおとなしく静かにしていた。けっこう山道を走っていた。ほとんどが、大分へ下っていると言う感じだ。速度は遅かった。18時20分別府に到着した。


3.夜の日豊本線

 すぐに宮崎行きホームへ。18時48分発の787系の「にちりんシーガイア」に乗った。大分で半分降りた。またトップキャビンの席だった。改札と飲み物の注文をいうと、すぐにビュッフェへいく。なんと「つばめ」にはなかったTVモニターと椅子があった。ここで晩飯とした。飯を食いながらわいわい騒いだ。佐伯、延岡とどんどん客を失い、宮崎でほぼ全員が降りた。そして、22時20分南宮崎に到着した。

とりあえず、待合室で休み、近くのコンビ二へ。そして、23時ごろに折り返しの「ドリームにちりん」に乗り込む。

23時26分客なしで出発した。23時30分宮崎着。ここでグリーン車も半分埋まった。延岡までは、放送が流れていた。延岡を過ぎると、車内は減光された。酒を飲んだせいなのか、すぐに眠りに落ちる。大分の時に一度目を覚ました。

5時20分におはよう放送が流れた。小倉に5時33分到着した。まとまった乗客が降りる。2分停車で発車。ここから反対にすすみ、また朝の始発の特急にかわる。黒崎、折尾でかなりの客が乗ったようだ。自由席が混雑していることが車内放送でわかった。そして外が明るくなった6時30分博多駅についた。






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